東京に行ってきたこと。その1『Here is ZINE Tokyo 展』

こんにちは。

Books DANTALIONの堺です。

さて、八月の終わりに東京に行く機会があったのでいくつか写真と共に回想してみたいと思います。

まずは先日もお伝えしました、東京のTAMBOURIN GALLERYで開かれたzineのイベント、 『Here is ZINE Tokyo 展』にお邪魔してきました。

会場はこんな感じです。



残念ながら表紙とか中身は撮影できませんでしたが、さすがその道で名を馳せているアーティストの作品ばかり!先日もお伝えした通り、箭内道彦さんや、米原康正さん、テイ・トウワさんなど他にもビッグな名前が目白押しで見ていてとてもワクワクしました。

zineというとコピー機で量産した印刷物をホチキスなどで留めるというのが基本的なスタイルだと思いますが、ここではノートやアルバムに張りつけたzineなどもありました。サイズも豆本から持ち運びがつらいようなものまで。値段も500円くらいから高いもので51000円というものまで!

色んな意味で最早zineというものからはみ出してしまった展示内容でした。

実はこのイベント結構、巷では賛否両論で、zineを知らない人に取って、これがzineなんだ!と思われると困るという意見をよく聞きました。

確かにzineと言うよりはアーティストグッズのようなモノが多くみられたような気がしましたし、値段もzineとは呼べないような価格のモノもありました。でも、多くは1500円前後の価格帯でしたし、何より細かいところ(例えばデザインや印刷方法、レイアウトなど)まで気を配って工夫しているところは、普段、当店でも目にしているようなzineの体裁と変わりが無いような気がしました。

ただ、何名かの方は自主制作誌、いわゆる、zineが本であること、と言うコンセプトを理解していないかなと言う気もしましたし、ちょっと、やっつけ仕事感が出ているモノもあったような気がします。(これはあくまで個人的な主観ですが)

それでも第一線のアーティストの作品は完成度や技術としてすばらしく、そのまま真似をするということではなく、エッセンスとして取り入れる事が出きるならすごく為になる展示だったと思います。

欲しかったzineはほとんど売り切れていたので残念ながらお見せする事はできませんが、また機会があれば手に入れたいと思います。

さて、10月にはzine picnicがまた開かれます。今回は大阪も開催しますので関西圏の方も遊びに来て頂けると嬉しいです。
内容はまた改めてここで告知しますね。

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